23.2 ショートカットアプリの作成方法
「共有シートに表示」にチェックを入れます。

任意をURLに変更します。

入力がない場合に「クリップボードを取得」を選んでおきます。

補足説明
最近、ページ URL を取得すると末尾に「?pvs=4」が付与されることが多くなりました。書籍では末尾の32桁の16進数という説明が記述されていますが、? 以降の文字列を抜く処理を追加しておきます。せっかくなので、スクリーンショットも撮り直しておきました。
書籍ではショートカットの入力に対して「一致するテキスト」を適用しましたが、その前に「テキストを置き換え」を設置して
\?.*$
を空文字列に置き換えます。ここでは世界という文字が見えていますが、これは文字が空だとサンプルとして表示されている文字が表示されているだけで、実際には空欄です。ここで「正規表現」にチェックを入れるのを忘れないでください。検索する文字はそれぞれ以下の意味を持ちます。\?
: 「?」という文字に一致 (? 自身が正規表現で意味を持つ文字であるため、\ でエスケープすることで「?」という文字に一致します。
.*
: 0文字以上の任意の文字列に一致します。上のものと合わせることで、「?pvs=4」という文字列は一致することになります。
$
: 文字列の終わりに一致します。これにより末尾の「?pvs=4」は後ろの空文字列に置き換えられます。
結果として、テキストの末尾が page_id になります。
「一致するテキスト」で「アップデートされたテキスト」の末尾 32 文字の page_id を
.{32}$
により検出します。
「テキスト」アクションとして、インテグレーションキーを登録します。インテグレーションキーをここに同期しておきます。
自分のインテグレーションキーを記録コピーしたインテグレーションキー

URLの内容を取得を設置します。

テキストの部分で右ボタンを押して、「消去」とします。

URL の部分に
https://api.notion.com/v1/pages/
までを記述後、右ボタンで「変数を挿入」「一致」を選びます。
開かれたダイアログの変数名として
page_id
を記述する
ヘッダを二つ設定します。インテグレーションキーは変数を挿入によって「テキスト」を挿入します。Bearer の後ろにスペースを忘れないようにしてください。
Notion-Version | 2022-06-28 |
Authorization | Bearer インテグレーションキー |

ダイアログで変数名を
NOTION_API_KEY
と設定します。
設定するとこんな感じになります。

「辞書の値を取得」を選び
created_by.id
の値を取得します。
「結果を表示」で辞書の値を表示します。

最後に「クリップボードにコピー」を追加します。

テスト実行のためにこのページの URL を取得します。
ページURL
例: https://www.notion.so/hkob/S13-Read-dc45f0d4304b48749c292217a5ff9c12?pvs=4
リンクをクリップボードに入れた状態で再生ボタンをクリックすると以下のように結果が表示されます。

必要なら「読み込むための質問」を設定してください。