【Notion Sapporo Meetup #001】3人のユーザーが語る、情報を一元管理する方法【Notion Sapporo Meetup #001】3人のユーザーが語る、情報を一元管理する方法
【Notion Sapporo Meetup #001】3人のユーザーが語る、情報を一元管理する方法【Notion Sapporo Meetup #001】3人のユーザーが語る、情報を一元管理する方法

【Notion Sapporo Meetup #001】3人のユーザーが語る、情報を一元管理する方法

公開日
Aug 13, 2021
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イベントレポート
Update
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Notionコミュニティ。これは、各SNSやYouTube、Noteやイベントを通じて、Notionの勉強会や情報発信をする場を指します。その1つとして、日本の各地域に住むユーザーたちが、Notionの活用方法や使い方を自発的に学ぶコミュニティがあります。既に仙台、新潟、東京、京都、福岡の5つのコミュニティが活動していますが、2021年7月、札幌を中心とした新コミュニティ「Notion Sapporo」が発足。
2021年7月8日にオンラインで開催された「Notion Sapporo Meetup #001」では、コミュニティ発起人の米澤聡(よねざわ さとし)さんと桐本靖規(きりもと やすのり)さんが司会を務めるなか、4人のゲストスピーカーが登壇。40名のユーザーが集結する中、Notionの最新情報や活用方法を発表しました。

発起人とゲストスピーカーを紹介します。


<発起人

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米澤聡(よねざわ さとし)
Notion Sapporo発起人。エンジニア。Fire Cracker株式会社 代表取締役。北海道出身。ITスタートアップを経営。札幌からNotionを盛り上げるため、Notion Sapporoを発足。自社HPはもちろんNotion。
 
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桐本靖規(きりもと やすのり)
株式会社MIERUNE 取締役。北海道出身。2004年から位置情報分野に携わる。個人屋号dayjournalでは、オープンソースプロダクトへの貢献や、オープンソースコミュニティにおいて、カンファレンスや講習会の運営として参加。Notion Sapporo立ち上げに協力。
 
 

<ゲストスピーカー

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くぼみ
デザイナー。2015年、デザインコンサルティング会社にデザイナーとして入社。家電や車、医療機器などのUI/UXデザインに携わる傍ら、思考や対話を絵や図で視覚化するビジュアルシンキングを実践。会議や講演会のグラフィックレコーディングから、インフォグラフィック制作、企業のビジョンの可視化まで、幅広く手掛ける。著書として「はじめてのグラフィックレコーディング」(翔泳社)、「アフターソーシャルメディア」(日経BP)を上梓。最近Notionを使って自分のWebサイトを作成。
 
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星子祐哉(ほしこ ゆうや)
エンジニア。北海道大学4年工学部情報エレクトロニクス学科所属。勉学に勤しむ傍ら、フリーランスエンジニアとして活動。 詳細プロフィールはNotionで作成したWebサイトで! 
 
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fujita saki(ふじた さき)
株式会社muku.にて総務・経理を担当。Notion新潟発起人。Notionの公式キャラクター「のしょこ」の中の人。Twitterにて「のしょこ」グッズやイラストを公開中。
 
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西勝清(にし かつきよ)
Notionゼネラルマネジャー、日本担当。2020年9月よりNotion日本1号社員として、営業・マーケティング活動を始めビジネスオペレーション全般を担当。ドキュメント管理、プロジェクトマネジメント、チームWikiをオールインワンで行え、かつ柔軟性の高いツールでチームがより高い生産性を実現することをサポートしている。

イベントスタート! Notion社員の西 勝清が、最新情報をアナウンス


こんにちは。Notionゼネラルマネジャー、日本担当の西です。今日は、2021年6月29日に開催された『Block × Block: Europe(ブロック・バイ・ブロック:ヨーロッパ)』というNotion初の大規模オンラインサミットについて、お話をさせていただきます。当日は、約1万人が参加し、ヨーロッパのコミュニティを結集。大いに学び、刺激を受けるイベントとなりました。
新機能の同期ブロックを使えば、更新作業が楽になります。新機能の同期ブロックを使えば、更新作業が楽になります。
新機能の同期ブロックを使えば、更新作業が楽になります。
その場で新機能のリリースを、共同創業者のIvan Zhao(アイバン・ザオ)が発表。その新機能が『同期ブロック』です。この機能を使えば、ブロックとブロックをリンク付けで繋げることができます。1つの情報を複数の場所に掲載する場面って、出てきますよね。その情報の更新が必要になった時、1ページずつ修正するのは大変。そんな時、同期ブロックがあれば、1度の更新で、全ページの更新が完了します。
またNotionがIFTTTと連携できるようになり、APIのさらなる連携が可能になりました。
日本でもこのようなNotionイベントをいづれ開催したいと思っています。もちろん日本版のリリースも進めておりますので、楽しみにしておいてください!」
 

「Notionは私の道具箱」デザイナーのくぼみさんが明かす、Notion活用方法


「デザイナーのくぼみと申します。デザイン業以外にも、グラフィックレコーダーとしても活動しております。エンジニアの友人に教えてもらい、目覚めてから1年半、Notionを使い続けています。
 
私のNotion活用方法はこちらの3つです。
  1. 仕事のタスクや資料を一元管理する
  1. Webサイトをサクッと作る
  1. アウトプットにつながるアイデア管理
 
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1つ目の『仕事のタスクや資料を一元管理する』についてですが、以前の私は仕事の情報が散乱しており、1か所に管理できないかと悩んでいました。ある時ふと、それってNotionでできるのではないかと思い立ちました。それから、タスク管理、ToDoにドキュメントなどの全ての情報を格納。これによって複数アプリの行き来がなくなりました!
 
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続いての活用方法は、『Webサイトをサクッと作る』です。実は私の個人サイトはNotionで作っているんです。しかも数日で。画像やタイトル、テキストを自在に配置できるので、サクサク作れました。しかも更新も簡単。
 
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3つ目の『アウトプットにつながるアイデア管理』について。これまで、30本ほどのブログ記事をnoteに掲載してきましたが、これもNotionを使って書いています。常日頃からNotionにアイデアをストック。時間ができたらアイデアをまとめたページを開き、執筆をスタート。このストックのおかげで、アイデアがない!という焦りがなくなりました。また、書くパターンがあるので、そのパターンをテンプレート(※参照 )として保存。これで書く時間が短くなったんです。
 
Notionは私にとって、”道具箱”のような存在です。多様な機能を使って、ページをDIYすることで、”こんなのあったらいいな”を実現させています」
 

「情報を一元管理できる」北大生 兼 フリーランスエンジニアの星子祐哉さんのNotion活用方法


「はじめまして。星子祐哉です。北海道大学で学生生活を送りつつ、フリーランスのエンジニアとしても活動しています。僕の場合、Notionを使ってスケジュール管理をしています。まずカレンダービューにして、予定を記入。予定ページに、タイトル、時間を入れた後、リマインダー設定。通知が来るので、忘れることはないんです。
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情報の追加ができることも、お気に入りの点です。イベントに出席し、イベント中に気になることをメモ。そして、後で見返すようにしています。スケジュール管理は他のツールでもできますが、情報を一元管理できるのはNotionだけ。これこそNotionです!」
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「会社のすべての情報を管理」デザイン会社で働くfujita sakiさんのNotion活用方法

「fujita sakiと言います。Notion公式キャラクター『のしょこ』の中の人として活動しつつ、デザイン会社muku.の総務・経理をしております。そのmuku.では、Notionを使って案件、企画、議事録、申請の仕方(社内Wiki)とあらゆる情報を管理しています。
 
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例えば案件を管理する際、『受注、見積・提案中、完了』と進行状況に合わせて、ブロックを移動。各ブロックには、納品予定日や担当者、請求書の情報やまとめています。終了した案件は、別のページにまとめアーカイブ化。
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また社員がお金の精算をする場合もNotionを使っています。ページ上に埋め込んだGoogleフォームから申請すれば完了。Notionはあらゆるデータを埋め込める(※参照)ので、便利だな〜と実感します。
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今後、『のしょこ』の活動をもっと活発化させ、さらなるNotion認知拡大を進めていきたいと思っています。また、『のしょこ』を通して、コミュニティの方々と交流を図っていきたいです。
 

続いて質疑応答コーナーへ。


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🤔
「最近、使い始めたばかりのビギナーです。まだまだ使いこなせず勉強の日々。みなさん、どうやって使いこなせるようになりましたか?」
 
くぼみさん
「私は、エンジニアの友人に使い方を教えてもらいました。その人の使い方を真似しつつ、覚えたのですが、その友人がいなければ、ここまで使いこなせなかったかも・・・」
 
米澤さん
「僕自身、そこまで使いこなせていないので、皆さんの事例を見ながら、勉強しています。西さんに聞きたいのですが、使いこなすために、有効な活用方法はありますか?」
 
西 勝清
「作り込みを目指す方が多いですが、無理に作り込まなくてもいいですよ。なぜならNotionは、やりたいことを実現するためのツール。実現することが目的であって、作り込みではありません。その考え方がある上で、使いこなしたい場合は、こういったコミュニティを活用して、誰かのNotionを見て、使い方を盗んでみてはいかがでしょうか」
 

イベントを終えて


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40名以上のユーザーが参加したイベントは無事、終了。参加者の皆さんは、登壇者の使い方を覗き見できたことで、多大なるインスピレーションを得ていました。そんなイベントを主催した米澤さんは、「今回はオンラインでしたが、今後は各地の方が札幌に来るきっかけとなるようなオフラインイベントを目指したい」と決意表明。Notion Sapporoでは今後も定期的にイベントを開催予定ですので、興味がある方はSlack、またはNotion Sapporoのコミュニティページを覗きに来てください!
 
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他のコミュニティ情報はこちら!(アルファベット順)
 
 
この記事を書いた人

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野田綾子
フリーの編集ライター。映画雑誌編集者を経て、web編集ライターとして、オウンドメディアのコンテンツ記事を制作。趣味は映画館巡りとイラスト制作。Notionで作ったToDoリストで自己管理を徹底し、干物生活から脱却することが目標。