後に述べる破壊的変更を含む Notion-Version
2021-08-16
をリリースした。不明なキーは検証に失敗する
これまで未知のキーに対する処理の対応が曖昧だったので、API で処理できないキーが渡されたときにはエラーが返るようになった。
安全に 2021-08-16 にアップデートする場合には、2021-08-16 バージョンに変更後、テストを徹底的に実施するべきとのこと。テストしてキーがリジェクトされないことを確認する必要がある
配列ロールアッププロパティタイプの変更
Notion-Version header
2021-08-16
から、配列形式のルールアップのプロパティタイプが変更になった。ただし、数字と日付のロールアップは変更にならない。配列ロールアップの type
は他の API のプロパティタイプと同じ形になった。 例が紹介されているけど省略。変更前 | 変更後 |
type: "file" | type: "files" |
type: "text" | type: "rich_text" |
type: "person" | type: "people" |
配列ブロックの子追加はブロックのリストを返す
配列ブロック子追加 は、作成した ブロックオブジェクト の子供のリストを返す。
以前は親のブロックが返されていた。もし同じように親のブロックを取得したい場合には、
block_id
から Retrieve a block を実行する。今回の変更で
block_id
と新しい追加されたブロックの情報が同時に取得できる。ただし、取得できるのは最初の子供のレベルの情報だけとのこと。さらに下のレベルのものを取得する場合には、 Retrieve block children を使って取得する。これも検証は省略する。プロパティIDが URL セーフになった
処理結果で返ってくるプロパティ名が URL セーフになった。プロパティ ID を使用する Update a database や Update a page などでは、新しい URL セーフの ID を使用する必要がある。
逆にいうと、URL セーフになったため、全てのプロパティは URL で参照できるようになった。
変更前 | 変更後 |
DoS\ | DoS%5C |
title | title |
vEKn | vEKn |
空のデータベースプロパティが返るようになった
以前は、空の日付、メールアドレス、数値、ロールアップのプロパティは表示されていなかった。今回の更新で、空のプロパティは
null
値として表示されるようになった。これも例が示されているが省略Notion API Changelog まとめ