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Notion API Changelog まとめ/
Notion-Version 2022-02-22 のリリース

Notion-Version 2022-02-22 のリリース

開示?
開示?
原題
Releasing Notion-Version 2022-02-22
日付
Feb 26, 2022
Number
41
前のリリース日(最新)
リリース間隔(日)
作成日
Feb 26, 2022 04:23 AM
次のリリース
2022年2月14日から2月28日までの更新: Block by Block エディション
前のリリース
1月31日から2月13日までの更新
タグ
IMPROVED
URL
https://developers.notion.com/changelog/releasing-notion-version-2022-02-22
経過日数
約半年ぶりの後方互換性のない新バージョンです(2021-8-16 → 2022-02-22)。日付的に覚えやすいバージョンですね。データベースの検索用のプロパティ名とオブジェクトのプロパティ名を揃えたところが大きいです。かなり分かりやすくなりました。

概要説明

💡
我々は互換性のない変更のみをバージョン分けしているため、一般的にはアップグレードしなくても新機能にはアクセスすることが可能です。リクエストごとにバージョンヘッダを付け替えできるので、段階的にアップグレードして、最新版に到達することができます。
我々は以下のような後方互換性のない変更を加えた Notion-Version 2022-02-22 をリリースします。
  • ブロック内のtext は rich_textに名称変更されました。これはデータベースのプロパティタイプと一致させるためです。
  • クエリデータベースのフィルタの変更
    • phone_number と rich_text プロパティによってフィルタリングされる際、phone と text はサポートされなくなりました。代わりに、phone_number と rich_text を使ってください。
    • rollup クエリデータベースフィルタは text キーワードを受け入れなくなりました。代わりに rich_text を使ってください。
    • formula クエリデータベースは text キーワードを受け入れなくなりました。代わりに string を使ってください。
  • property_item オブジェクトは type, next_url, と idを返すようになりました。
  • List Databases API エンドポイントは非推奨になりました。

コンテントブロック内の text プロパティは rich_text に変更されました。

データベースプロパティタイプとの一貫性を保つために、 text プロパティは rich_text に変更しました。これは以下、ブロックタイプに影響します。→ paragraph, heading_1, heading_2, heading_3, callout, quote, bulleted_list_item, numbered_list_item, to_do ,toggle, code ,template.
これは以前の text プロパティです。
{
  "type": "paragraph",
  //...other keys excluded
  "paragraph": {
    "text": [{
      "type": "text",
      "text": {
        "content": "Lacinato kale",
        "link": null
      }
    }]
  }
}
これは更新された rich_text プロパティです。
{
  "type": "paragraph",
  //...other keys excluded
  "paragraph": {
    "rich_text": [{
      "type": "text",
      "text": {
        "content": "Lacinato kale",
        "link": null
      }
    }]
  }
}

データベースクエリフィルタの変更

phone and text no longer supported

Version 2022-02-22 では、クエリデータベースエンドポイントでの、phone と text プロパティフィルタをサポートしなくなりました。データベースのプロパティタイプとの一貫性を保つために、代わりに phone_number と rich_text プロパティを使用します。
より具体的に、このデータベースクエリは検証エラーを投げるようになります。
{
    "filter": {
        "and": [
            {
                "property": "Phone number",
                "phone": {
                    "equals": "1112223333"
                }
            }
        ]
    }
}
このデータベースクエリは成功します。
{
    "filter": {
        "and": [
            {
                "property": "Phone number",
                "phone_number": {
                    "equals": "1112223333"
                }
            }
        ]
    }
}

rollup プロパティは text の代わりに rich_text を受け付けます。

ロールアッププロパティは text の変わりに rich_text キーワードで構成する必要があります。具体的に、ロールアッププロパティが以下のような形でレンダリングされているとします。
"rollup property": {
    "id": "~%5Bw%5C",
    "type": "rollup",
    "rollup": {
        "type": "array",
        "array": [
            {
                "type": "rich_text",
                "rich_text": [
                    {
                        "type": "text",
                        "text": {
                            "content": "update text 2",
                            "link": null
                        },
                        "annotations": {
                            "bold": true,
                            "italic": false,
                            "strikethrough": false,
                            "underline": false,
                            "code": false,
                            "color": "red"
                        },
                        "plain_text": "update text 2",
                        "href": null
                    }
                ]
            },
            {
                "type": "rich_text",
                "rich_text": [
                    {
                        "type": "text",
                        "text": {
                            "content": "another text",
                            "link": null
                        },
                        "annotations": {
                            "bold": false,
                            "italic": false,
                            "strikethrough": false,
                            "underline": false,
                            "code": false,
                            "color": "default"
                        },
                        "plain_text": "another text",
                        "href": null
                    }
                ]
            }
        ],
        "function": "show_original"
    }
}
このフィルタは version 2022-02-22 では機能しなくなります。
{
    "filter": {
        "property": "rollup property",
        "rollup": {
            "any": {
                "text": {
                    "contains": "update text"
                }
            }
        }
    }
}
代わりに、以下のように記述します。
{
    "filter": {
        "property": "rollup property",
        "rollup": {
            "any": {
                "rich_text": {
                    "contains": "update text"
                }
            }
        }
    }
}

formula property filters accept string instead of text

フォーミュラプロパティフィルタは、 text キーワードではなく string キーワードを使用して構築する必要があります。具体的には、ページの数式プロパティが以下のように構築されているとします。
"formula property": {
    "id": "m%5D%3F%5C",
    "type": "formula",
    "formula": {
        "type": "string",
        "string": "update text 2,another text"
    }
}
このフィルタは Version 2022-02-22 では機能しなくなります。
{
    "filter": {
        "property": "formula property",
        "formula": {
            "text": {
                "contains": "update text"
            }
        }
    }
}
代わりに以下のように記述してください。
{
    "filter": {
        "property": "formula property",
        "formula": {
            "string": {
                "contains": "update text"
            }
        }
    }
}

プロパティリストアイテムは型を持つようになりました

プロパティリストアイテムの型は、 property_item になりました。 ロールアップ集計は、その型の中に記載されるようになりました。さらに id フィールドと next_url フィールドが追加され、次のフェッチができるようになります。
これは以前の rollup property_item のリストです。
{
  "object": "list",
  "results": [
    {
      "object": "property_item",
      "type": "relation",
      "relation": {
        "id": "83f92c9d-523d-466e-8c1f-9bc2c25a99fe"
      }
    },
        ...
  ],
  "next_cursor": "some-next-cursor-value",
  "has_more": true,
  "rollup": {
    "type": "date",
    "date": {
      "start": "2021-10-07T14:42:00.000+00:00",
      "end": null
    },
    "function": "latest_date"
  },
  "type": "rollup"
}
こちらは新しい rollup property_item です。
{
  "object": "list",
  "results": [
    {
      "object": "property_item",
      "id": "xYz890",
      "type": "relation",
      "relation": {
        "id": "83f92c9d-523d-466e-8c1f-9bc2c25a99fe"
      }
    },
        ...
  ],
  "next_cursor": "some-next-cursor-value",
  "has_more": true,
  "type": "property_item",
  "property_item": {
    "id": "aBcD123"
    "next_url": "https://api.notion.com/v1/pages/b55c9c91-384d-452b-81db-d1ef79372b75/properties/aBcD123?start_cursor=some-next-cursor-value",
    "type": "rollup",
    "rollup": {
        "type": "date",
        "date": {
        "start": "2021-10-07T14:42:00.000+00:00",
        "end": null
        },
        "function": "latest_date"
        }
  },

}

リストデータベースエンドポイントは非推奨になりました

全ての Databases の一覧を取得するリストエンドポイントはこのバージョンから削除されます。この機能の代わりに、 Search API を利用することができます。リストデータベースエンドポイントは明示的に共有されたページのみを検索しますが、検索エンドポイントは共有されたページ内の子ページも返します。
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Notion API Changelog まとめ