ドライフルーツの漬け込みとスパイス調合は
シュトレンをつくる前であればいつ行ってもよい作業で
ある意味本当の「下ごしらえ」です
(わたし的には)
ここからは「シュトレン」を形にする作業に入ります
ちなみに、私が参考にしているレシピは
こちらのレシピを基本にして
材料や作り方に若干のアレンジを施しています
例えば、クオカさんのレシピでは
私は中種を作って、生地を作って、焼成して、という三段階を
3日に分けて行っています
作業を数日に分ける利点は、
味云々というよりも、作業のしやすさにあります
レシピを見てもおわかりの通り、
シュトレン作りは途中何回も発酵のための中休みを取るので
中種作りから、いっきに完成まで持っていこうとすると
ほぼ一日中、拘束されることになります
途中発酵がうまく進まず、作業時間が伸びてしまうと
全ての工程の時間がずれてくるので
焼き上がりの時間が読めなくなってくるんですね
もうこうなると、
よっぽど暇で余裕のある時に
一日まるまるシュトレンに捧げるつもりで
「よし、作るぞ」、と
ものすご~く大層な決意が必要になるのです
その点、
生地作りを数日に分けて行い、
最終日は成形して最終発酵の後、焼成、という作業だけにしておけば
もう少し気楽にシュトレン作りを楽しめるなぁ、と思ったのです
と、いうわけで本日は中種作りをご紹介します
クオカさんのレシピでは
準強力粉 50g
牛乳 50g
となっていますが
私の場合は冷蔵庫で寝かせる時間が長いので
に減らしています
更に、育てている自家製酵母があるので
最終的には
準強力粉 45g
牛乳 45g
自家製酵母元種 10g(全粒粉:自家製酵母=1:1)
で中種を仕込んでいます
これを混ぜて室温で2時間くらい置きます
クオカのレシピでは
とありますが
発酵を急ぐ必要がないので、
牛乳は冷蔵庫から出した状態のものを使用し
普通の赤サフ を使ってシュトレンを作っていましたし・・・
ただ、こういった砂糖やバターがたくさん入る生地を作る際には
耐糖性のものを使う方が安定した仕上がりが期待できると思います
で、2時間後・・・と思ったら
忘れていて3時間経ってしまってました
ちょっとこれは発酵させすぎ感がありますが
まあ、大丈夫でしょう・・・たぶん・・・
全体を混ぜて
空気を抜いてから、蓋をして、
冷蔵庫保存します
シュトレン作り1日目の「中種作り」はこれで終了
次はこの翌日、シュトレン生地を作っていきます