Notion全国ミートアップ2022 @京都 開催レポートNotion全国ミートアップ2022 @京都 開催レポート
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Notion全国ミートアップ2022 @京都 開催レポート

公開日
Nov 22, 2022
Tags
イベントレポート
Update
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2022年11月11日、Notionの最初のコードが書かれた思い出の土地京都で全国ミートアップを行いました。
Notion Japanとしては初めて、創業者でありCEOのアイバン(Ivan)、同じく創業者でCTOのサイモン(Simon)が参加したコミュニティイベントでした。
京都会場だけでなく、オンライン配信でも多数のユーザーさんにご参加いただき、大盛況となった全国ミートアップの様子をお届けします。
 
🎥
本イベントのアーカイブ映像は、Notionの公式YouTubeチャンネル からご覧いただけます。
 

オープニングムービー


イベントは、ユーザーのHikiriさんが作ってくれたオープニングムービーでスタート。
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アイバンとサイモンにとっての京都


まずはアイバンとサイモンが日本の思い出を話してくれました。会場では、NotionアンバサダーのShinさんが司会と翻訳を行いました。
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アイバン

🎤
6年前、サンフランシスコで Notion を作っていましたが、まったく上手くいっていませんでした。モチベーションも下がっていたので、思い切って今まで行ってみたかった場所にみんなで行くことにしました、それが日本でした。 東京のAirbnbなどを見ていましたが、京都のほうが大きい家が見つかったので、京都にしました。今使われているNotionのコードの最初の1行は、ここ京都で書かれました。 なので Notionは日本、そして京都と強い繋がりがあります。京都で触れる様々なものや人に深みやこだわりを感じ、とても感銘を受け、それをソフトウェアに活かしたいなと思ったのです。

サイモン

🎤
京都に初めて来たときは、早起きして昼までコーディングをして、自転車でランチを食べに行き、そのあと観光をする、というような日常でした。 夜は毎日銭湯にも行き、そこにいる現地の方々と会話をしたりもしました。 私達が滞在していたところには、すべての建物に漢字で名前が書いてあり、アイバンが少し漢字がわかるので「鳥」という漢字を見つけてレストランだと思ってそこに入ったら普通の民家だった、という経験もありました。その家の人はとても優しかったので大丈夫でしたが(笑)。
 

ユーザーからの質問に2人が答えます


続いては、参加者から事前に募集した2人への質問に答えていきます。
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こどもの頃の夢は何でしたか?

アイバン
フォトグラファーや科学者になりたかったです。科学者になるためには学校で論文をたくさん書かなくてはいけませんが、論文を書くよりプロダクトを作るほうがより良い方法だと思い、今に至っています。今はプロダクト創作者ですね。プロダクトを作ることは、いろいろなをことを試し、失敗から学びを得て、そこから改善する、という工程がありますが、ここは科学にも似ているところがあります。
サイモン
ずっとオタクでコンピューターが好きでしたし、サイエンスフィクションの本を読みながら、テクノロジーでこんな未来が来るのかと想像するのが好きでした。16歳くらいのときにプログラミングと出会い、ハマりました。8〜10時間くらい、ぶっ続けでコーディングしていたこともよくあります。

座右の銘、または、好きな言葉は?

アイバン
オープンマインドでいることです。あとは物事を多角的に捉えることを大事にしています。真実といっても、見方によってはいろいろな捉え方ができると思っています。
サイモン
ダライ・ラマの言葉なのですが、For as long as space endures, And for as long as living beings remain, Until then may I too abide, To dispel the misery of the world (宇宙が続く限り、生きものが残存する限り、その時までは私もまた留まって、この世の悲惨を追い払おうとするだろう) というのがあります。 まとめると、生きる上でたくさん大変なことがありますが、テクノロジーを使ってそれが少しでも解決できればと思っています。

京都の他に、日本で行ってみたいところは?

アイバン
福岡に行ってみたいです。Notion COOのAkshay がこのまえ福岡市長と話す機会があったんですよ。福岡は文化、人、ビジネス、のバランスがいいと思っています。
サイモン
北海道でスキーに行ってみたいです、雪が最高と聞いています。あとは沖縄ですね、ハワイに行くのが好きなので、日本のハワイといわれる沖縄に行ってみたいです。

Notionの変わらない哲学を教えて欲しいです。

アイバン
ひとつは「愚かであるくらいシンプルでいよう」というのがあります。本当に必要がある時にだけ革新し、それ以外はシンプルにしています。例えばNotionの左サイドバーは他のプロダクトでもよく見るものですが、これは便利なので革新する必要はありません。
サイモン
一般的なものと特化したもの、両方のユースケースをカバーできるような製品や機能を作れるように常に考えています。例えばデータベースは一般的なもので、タスク管理は特定の目的を持つものですが、データベースで両方解決できます。また、個人でNotionを利用していて人生設計などに使われているのをみると、感銘を受けますね。

Notionは、ユーザがほしい機能や、フィードバックを受けて改善していくのがとてもうまいと感じますが、どのように機能の優先順位を決めていますか?

アイバン
とても難しいですね、まだまだ改善できると思います。Notion には個人のユーザーもいればビジネスのユーザーもいます。Notion のビジネスモデルとしてはビジネスでの利用が重要になりますが、個人ユーザーも大事にしたい、このバランスを取るのがとても難しいです。 個人でもビジネスでも利用できるレゴブロック (特定の機能) を生み出し、それぞれのユーザーにうまく使ってもらうのがベストですね。SNS やサポートに届いたリクエストをタグで管理し、どれくらいフィードバックが多いかなどを見ながら、優先度を判断しています。
サイモン
昔はデータベースでリクエストを管理して、みんなでそのデータベースを見ながらどうしようかと話をしていました。今は 400 人以上のメンバーがいるので、それぞれの製品エリアでチームが分かれており、それぞれのチームで優先度を決めています。 ユーザーと面談をしたり、サポートへのお問い合わせをみたり、SNSを見たり、いろいろな方法でフィードバックを集めています。

Notionを通じて、どんな世界になればよいと考えていますか。

アイバン
会社のミッションである「Making software toolmaking ubiquitous」を通じて、すべての人にプログラマーのように、レゴブロックでなにかを作るように、ソフトウェアを使っていろいろな問題・課題を解決してほしいと思っています。
サイモン
問題や課題は玉ねぎの皮のようなレイヤーに分かれているので、Notionのシンプルな機能を使ったり、専門性の高い API を利用したりして、Notionを通じて様々な問題を解決できればと考えています。

Notionの初期ユーザーはどのように獲得したのでしょうか。ターゲットの絞り込みや知ってもらうためにしたことなど、いろんな側面から知りたいです。

アイバン
京都で Notionを作り初めてから 1 年半後くらいに、Product HuntというサイトでNotionをローンチし、そこから初期ユーザーを獲得していきました。
サイモン
初期の段階では口コミやユーザー間の紹介で自然な形で広まっていったので、とても幸運だったなと思っています。こちらでなにか特別なことをしたわけではなかったので、正直驚く部分もありました。
 

Notionアンバサダーによる活用事例ライトニングトーク


続いては、Notionアンバサダー3人による活用事例のライトニングトーク。
トップバッターはTsuburayaさん(
Yuji TsuburayaYuji Tsuburaya
Yuji Tsuburaya
)。会社での利用方法についてお話いただきました。
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2人目は、今年7月に『はじめるNotion』を出版したまみぞうさん(
まみぞうまみぞう
まみぞう
)。
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Notion本をNotionで執筆した話、編集者とのコミュニケーションもNotionで行ったエピソードを話し、「Notion is Life Changer」とトークを締めくくりました。
🎤
まみぞうさんの出版記念インタビューもチェック👇 「Notion愛を詰め込んだ本『はじめるNotion』発売!執筆もNotionで」
 
最後はビデオで参戦してくれたhkobさん(
小林弘幸 (hkob)小林弘幸 (hkob)
小林弘幸 (hkob)
)。東京都立産業技術高等専門学校の教授として、教育現場でどのようにNotionを活用しているかを具体的に教えてくれました。
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実験中のメモや振り返り、ソフトウェアの設計書の共同執筆にもNotionを利用しているそう。
来年はコピーして活用できるものも多いので楽になりそう、とも話されていました。
 

製品アップデートの新機能告知で会場は大盛りあがり


ゼネラルマネージャー日本担当の西による製品アップデートでは、最近公開した機能の中で人気だったもののランキングや、これから公開される新機能情報をお話しました。
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サブタスクやSlack連携強化の発表があると参加者から大きな拍手が…!詳しくは、アーカイブ動画(54:00ごろ〜)をご覧ください。
 

オンライン視聴組も参加のNotionクイズ大会


ライトニングトークのあとは、アンバサダーのShodaiさんプレゼンツのNotionクイズ大会。
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スマートフォンを使って全員で参加できる早押しクイズを行いました。上位入賞者にはNotionトートバッグと、Notionアンバサダーが生み出したキャラクター「のしょこ」のアクリルブロックがプレゼントされるということもあり、白熱。
クイズは全6問で、回答数に加えて回答までの速さが加点され、終了後にはたくさんの参加者が自分の順位をツイートしていました。
 

交流会で全国各地のNotionユーザーと握手


オンライン配信を終了したあとは全員で集合写真を撮影、その後は交流会を行いました。
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おみやげはオリジナル風呂敷に包んでプレゼント


会場の参加者には、京都の暖簾屋さんに作っていただいたNotionオリジナル風呂敷に湯呑と生八ツ橋を包んでプレゼント。Notionのバケットハットも喜んでいただけました。
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ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。ミートアップの感想はTwitterの #Notion全国ミートアップ でもたくさんつぶやかれています。
 

アンバサダーとともに作り上げた全国ミートアップ


今回の全国ミートアップは、Notionアンバサダーの有志メンバーと共に作り上げました。
ご協力ありがとうございました!
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  • オープニングムービー:yojiroさん&Hikiriさん
  • アイバン&サイモンへの質問制作:まみぞうさん
  • アイバン&サイモン Q&A通訳:Shinさん
  • Notionクイズ作成:Taharaさん
  • Notionクイズ作成・進行:Shodaiさん
  • 英語司会:ShinShinさん
 

日本中で様々なNotionコミュニティが活動中


Notionには、地域や職業、学校など多種多様なトピックのユーザーコミュニティがあり、日々活動を行っています。気になるコミュニティがあればぜひ参加してみてください。
コミュニティは下記からチェックいただけます。
 
 
この記事を書いた人

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久間 美咲
Notion Japan Community Lead Twitter