『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリが「死」を語る | 「私たちに『逃してはいけない経験』なんてない」 | クーリエ・ジャポン

★★★:バランスよく議論できる
★★☆:意見を吟味する
★☆☆:客観的情報
☆☆☆:議論用ではない
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ある特定のオピニオンが述べられる
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Mar 28, 2020 11:38 PM
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事実ベース
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立体的(多角的)
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考察的・思想的
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調査、データ、観察的
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Photo: VCG / Getty Images
Text by Álex Rodríguez
私たちは、どうしたら誰もが迎えるであろう「死」の恐怖を克服し、目の前にある人生をより良く生きることができるのか。スペインの「バングァルディア・マガジン」誌が、「知の巨人」ユヴァル・ノア・ハラリ教授に聞いた11の質問。
ユヴァル・ノア・ハラリは、14歳くらいのころ、殉職兵になりたいと考えていた。そして「子供たちから歌や賛辞を捧げられたい」と。祖国イスラエルのために戦って倒れた兵士たちを弔う「戦没者追悼記念日」に、自分も学校でそうしたように──。
ハラリは墓石の下に横たわり、歌に耳を傾ける自分を想像した。ところが、「死んでいるなら、何も聞こえず、何も感じないはずだ」と気づいたのだという。
「すると『死』とは、自分自身の消滅だけでなく、この世のすべての消滅を意味するように思えたのです。音も、動きも、思考もない。そして、過去も消滅する」
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