移行前に整理しておきたいこと
ゴール定義(単純な移行 or 現状課題を解決するための移行、分類 / 配置決定)
移行前に情報大掃除 = 不要なデータは持ち込まない
💡 Notionに切り替えて変わること
管理するコンテンツ
ライブな情報が共有される
Confluenceでは社内規約や仕様書など、過去に確定した静的な情報を記録する用途が多いですが、Notionではタスク・データベース機能により現在進行形の情報が共有されるようになります。従来の情報置き場から業務をする場所に変わります。
社内の情報流通
ビジネスとITの情報共有が促進される
ConfluenceではユーザーはIT系の部署が中心で、ビジネス系ユーザーは別のツールを使い両者の情報共有が円滑にいかないケースがよくあります。NotionはITユーザーはマークダウンで、ビジネスユーザーもマウスで直感的に操作できるため、ITとビジネスが一箇所で情報共有できるツールとして多くの企業から支持されています。
ユースケース
社内Wikiに加えてプロジェクト管理や公開Webなど用途が拡がる
社内Wiki専用のConfluenceと異なり、Notionは様々な機能を持つブロックの組合せでWikiだけでなくあらゆる業務を管理できるため、ユースケースが拡がります。
⚖️ 機能レベルの違い
編集→保存が不要
ページを更新するために編集・保存ボタンを押す一手間が要らずに書いた内容がそのまま反映されるため、情報更新のスピードが上がります。
スペース切替不要
サイドバーで複数のスペースのコンテンツを一度に確認できるためこれまで見えなかった他チームの情報が目に触れるようになり、部署を超えたコラボレーションがが進みます。
ページ階層を自動生成
ページ内にページを作ったり、ページをドラッグ&ドロップ操作で簡単にページ編集をしている裏で、自動的にサイドバーが構成されて見やすいサイトナビゲーションが実現します。
他アプリの情報を集約
Slack, Box, AsanaなどAtlassian以外のアプリもNotionにリンク貼り付けしてプレビューやデータ同期ができ、複数アプリに分散した情報を一箇所に集約できます。
📖 移行方法
ConfluenceのデータをNotionに移行する方法には様々なパターンがあります。
1️⃣ Notion製インポーター機能
Notionが開発するインポーター機能を利用してConfluenceのデータを取り込み。
2️⃣ APIを利用したスクリプト開発
自社エンジニアがConfluence, NotionのAPIを使ってコンテンツを移行するスクリプトを開発。
3️⃣ ユーザーによる手作業の移行
各部署・ユーザーが必要なコンテンツを手作業でNotionに移行。単純に全てを移行するのではなく、これを機に情報の取捨選択や再構成をするパターンが多い。