逆引きFormula 2.0 に戻る
解説
いつもと違って準備が必要なので、先に状況を説明します。
つい先日、研究業績のページを業績一覧 の形で Notion に移行しました。論文と著者のデータベースを分けていて、論文のページから著者にリンクを貼っています。論文の方は、種別や発表先で分類ができるのですが、共著者のページは特に属性もないので、一覧のページには論文のカウント数くらいしかデータがありません。
これだと寂しいなということで、論文全体だけのカウントだけでなく、学術論文や国際会議などの種類別のカウントもあればいいなと考えました。何かいい手はないかと Formula 関係を探していたところ、NorthSand さんのページで、人の数をカウントするという例がありました。この例では、「,」区切りの文字列から「,」以外の文字を消して、その長さを求め +1 するというものでした。
Formula 1.0 ではこのような小細工で逃げていましたが、Formula 2.0 ではリレーションをリストとして扱うことができるようになりました。それぞれのプロパティは以下のように計算しました。
- 全件数
prop("論文など").length()
→ length
- 書籍数
prop("論文など").filter(current.prop("種別")=="書籍") .length()
- 論文数
prop("論文など").filter(current.prop("種別")=="論文") .length()
- 国際会議数
prop("論文など").filter(current.prop("種別")=="国際会議") .length()
年度
年度
論文など
全件数
書籍数
論文数
国際会議数
論文など
名前
種別
年度