「1日80件以上の質問に24時間以内に答えていた」/ Ambassador AMA with David Tibbittsイベントレポート「1日80件以上の質問に24時間以内に答えていた」/ Ambassador AMA with David Tibbittsイベントレポート
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「1日80件以上の質問に24時間以内に答えていた」/ Ambassador AMA with David Tibbittsイベントレポート

公開日
Jul 22, 2022
Tags
イベントレポート
Update
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Notionの社員を招いてQ&Aのセッションを行う「Ambassador AMA with David Tibbitts」が2022年6月17日にオンライン開催されました。今回は日本ユーザーが参加しやすい時間帯に、日本語通訳を入れて実施。回答者として登壇したのが、NotionプロダクトマーケティングマネージャーのDavid Tibbitts(デビッド・ティビット)、司会はNotionコミュニティマネージャーのFrancisco Cruz(フランシスコ・クルス)です。
 

AMA登壇者】


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David Tibbitts Notionプロダクトマーケティングマネージャー。2018年にNotion Labs Incの10人目の社員として入社。カスタマサポートを経て、マーケティングのマネージャーに就任。Twitterの運用をはじめ、Notionのコンテンツ制作に携わっている。
🐦 Twitter
 
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Francisco Cruz Notionコミュニティマネージャー。数々の企業でコミュニティマネージャーを経験したのち、2021年にNotion Labs Incに入社。世界中のNotionコミュニティを見守っている。
🐦 Twitter
 
AMAとは。
Ask Me Anything(私になんでも聞いてください)の略。ユーザーからの質問を受け、回答するイベント。
 

ユーザーから届く質問に答え続けていた


まずはDavidのキャリア遍歴を語る回からスタート。もともと営業職に就いていたDavidですが、内向的な性格のためか仕事が合わず、デザイナーになろうと一念発起。高い講習料を払ってデザインのブートキャンプに通っていました。そしてブートキャンプ終了後はデザイナーになるため、就職活動をスタート。しかし、上手くいきません。そんな中、たまたま見かけた求人がNotionのカスタマーサポートでした。採用プロセスの時、Notionに抱いた印象は、「ユニークな会社なので興味が沸きました。スマートに見え、(働いている社員の)人柄も良い」だったそうです。
 
採用プロセスを終えて、10人目のメンバーとしてNotionの社員になったDavid。入社したばかりの頃は毎日、ユーザーから届く質問に答えていました。その数、80件から100件。24時間以内に答えるようにしていたと語りスピードを大切にしている様子が垣間見えました。カスタマサポートでユーザーと向き合う日々を経て、マーケティング部に異動。現在はTwitterの投稿などを含め、数々のコンテンツを制作しています。Notionがアップデートする時、リリースを読みますよね。その文章を考えているのがDavidなんです。
Davidが運営しているNotionのTwitter
 
Notionの成長過程を見てきたDavidに「Notionの初期はどんな様子でしたか?」と質問が。 David「みんな作ることに集中していました。作ってリリースして、それで終わり。事後検証もせず、開発するだけ。いまはOKRやプランニングを立てていますが、当時はただ作るだけで計画なんてありませんでした。当時のNotionはできたばかりのスタートアップそのもの。私自身はドーパミンとセロトニンを放出しているかのごとくエキサイティングな毎日を送れていました。」と無我夢中になってモノづくりをしていた当時を楽しそうに懐古。
 

世界をユビキタスな現実にするミッションに取り組んでいる


ここからはリアルタイムに届いた質問にDavidが答える回に移行。 日本のNotionアンバサダーも質問を投げています。
 
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田原聖悟さん(Notionアンバサダー) 「さまざまな国でNotionが利用されていますが、国ごとにキーボードや言語が異なります。どう対応しているのでしょうか?」
もともとアメリカ国内だけで使うことを想定しているツールでしたが、Notionをインターナショナル化する必要ができ、様々なキーボードや言語に対応するため、複雑な作業を求められました。最初に取り掛かった言語は韓国語。リリースするまでに時間を要したのを覚えています。なぜNotionがインターナショナル化をしているのかと言いますと、Notionには「Making software toolmaking ubiquitous(誰もが思い描いたソフトウェアを自由自在に組み立てることができれば、世界はより多くを実現できる。私たちのミッションは、そんな世界をユビキタスな現実にすることです)」というミッションがあるからです。ハードではありますがミッション達成のために、インターナショナル化をしているのです。
 
 
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参加者 「メディアによって発信内容を使い分けていますか?」
Instagramではこの情報を投稿し、LinkedInではこの情報を投稿する、とメディアによって情報を使い分けていますが、今はまだ試行錯誤の段階です。ただ、どのメディアでも活用方法のアイデアを求められているように感じます。またメッセージを発する際、無駄を削ぎ落とし、大事なことを伝えるように心がけています。
 
 
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参加者 「Notionとはなんだと思いますか?」
様々な場面でこの質問を受け、その場に応じて回答してきました。例えば、「Notionとはユーザーのドキュメントノートにもなりプロジェクト管理にも使える。チームでも個人でも使えますし、リモートワークやコラボレーションをする時にも最適です。」とかね。その中で最も人々の心を惹きつけたのが、「Notionとはオールインワンである」と言う回答です。あれもこれもできる。それがNotionです。
 
 

Notionを世界中の人が気軽に使えるツールにしたい


今回のセッションの中で印象的だったことは、Davidが「Notionを、あらゆる人が使えるツールにする必要があります。誰かがNotionのアカウントを取得したら、すぐに使えるようになる。そんな誰でも直感的に使えるツールにならないといけません。」と語った時です。どうすれば世界中の人が手軽に使えるツールになるかを真剣に考えているDavidの姿がそこにありました。
 
参加した日本のNotionアンバサダーは、「通訳のおかげで内容を完璧に理解できました! Notionで働いている社員の方の話を聞けて、さらに身近に感じられるありがたい機会でした!」(田原聖悟さん)「とても良かったです。Notionが大きくなるときのストーリーが興味深かったです。」(hkobさん)と感想を明かしてくれました。
 
今後も、Notionの社員はコミュニティメンバーとの交流を続けていきます。興味を感じたら、コミュニティに参加してみてください。そこからたくさんのヒントを得られるはずです!
 
 
Written by

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野田綾子
編集ライター。福岡県出身。趣味は映画館巡りとイラスト制作。Notionで作ったToDoリストで自己管理を徹底し、干物生活から脱却することが目標。
📷 Instagram / 📒note / 🎨イラスト