Dropboxを無料版で台数制限を気にせずに使いたい!

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 みなさんこんにちは、はるしおんです。最近は刺すような寒さが辛いので、風の吹きこまない屋内でパソコンばかりいじっています。そんなパソコンに関する話を一つ。
 クラウドストレージって、便利だと思いませんか?いやまぁ、セキュリティ上のリスクとか、勝手に中身を見られてビッグデータにされるとか、相応のリスクはありますが、それと天秤にかけたうえで使う分にはとても有用なもの、それがクラウドストレージです。実際、私の持ってるデータって分散してるとはいえほとんどアプリ以外はクラウドに入れているので、パソコンやスマホの機種移行がすごい楽なんですよね。
 で、今回お話しするのがそのクラウドストレージのサービスの中の一つ、「Dropbox」というサービスについてです。もはや、クラウドの代名詞としてGoogleドライブやOneDriveと並ぶ有名なサービスです。無料で使える容量は2GBと競合サービスに比べて少ないものの、その知名度や連携できるサービス数は群を抜いて多いため、もう活用しているよ、という方は多いかと思います。
 で、その無料プランについて。クラウドそのものの容量の少なさは友人を招待したりすることで容量を稼ぐことができるのですが、もう一つ、如何ともし難い問題があります。それが、
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リンクできるデバイス数制限
 です。困ったことに、無料プランではリンク、つまりDropbox公式のクライアントを導入できる台数が3台までと制限されています。
 幸いなことにというべきか、iOSであればDocumentsや、AndroidであればSolid Explorerといったサードパーティのファイラー経由であればこの「公式クライアント」の枷を潜り抜けることができたのですが、デスクトップにそのようなサードパーティファイラー、それも公式クライアントと同じような使用感のものはなかなか見つかりませんでした……
iOS用「Documents」のダウンロードはこちらから
Android用「Solid Explorer」のダウンロードはこちらから
 ですが、そんな風に悩むのも今日でおしまいです!見つけました!デスクトップ用のDropboxのリンク数制限に引っかからないクライアント!ありがとう開発者!ありがとう発掘してくれた先達!それではご紹介いたしましょう、その名も、「odrive」です!
実のところを言いますと、このodrive、別にDropbox専門というわけではありません。Dropboxの他にGoogleドライブやOneDrive、ちょっとマイナーなところではboxなんかも扱うことができる、クラウドストレージ専門のクライアントです。対応サービスはこちらをご参照ください。この手の情報は引き写すより公式を見てもらうのが一番です。
で、このodriveを使えばDropboxの台数制限にカウントされずに済む、という以外にも、odriveでクラウドストレージを管理することのメリットがあります。それは、
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リソースを食う常駐アプリケーションを減らせる!
という点です。残念ながら、クラウドストレージのクライアントの欠点に、「基本的には常に起動しているのでリソースを食い続ける」という点があります。しかし、odriveにクライアントをまとめれば、クラウドストレージのクライアントを一本化、つまり常駐アプリケーションとしてのクライアントの削減ができるのです!
さらに、このodriveは非同期型のクライアント。つまり、「使うファイルだけダウンロードとアップロードをする」ので、比較的ストレージへの負担も軽いんです!まぁ、その代わりネットワークへの接続は必須に近くなりますが。
この記事では詳細な導入方法や使い方については触れませんが、わざわざDropboxの台数制限をソフトウェアをインストールして何とかしようと思うあなたならば問題なくインストールできるはずです。ぜひ、odriveで快適なDropboxライフをお過ごしください!
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この記事の内容はあくまで個人的な感想によるところが大きい記事です。紹介したアプリケーション・ソフトウェア等の安全性を担保するものではなく、筆者はこれに責任を負わないものとします。導入・使用の際は常に細心の注意を払い、最新の情報収集に努めてください。