GAFAとの向き合い方を考えるときは「彼らの顧客は誰か?」に目を向けよう | クーリエ・ジャポン

★★★:バランスよく議論できる
★★☆:意見を吟味する
★☆☆:客観的情報
☆☆☆:議論用ではない
☆☆☆:議論用ではない
ある特定のオピニオンが述べられる
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いつ登録したか
Jan 11, 2021 10:05 PM
オピニオンが含まれない
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両論が併記される
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事実ベース
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立体的(多角的)
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考察的・思想的
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複数のオピニオンが含まれる
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調査、データ、観察的
調査、データ、観察的
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Photo: David Paul Morris / Bloomberg / Getty Images
Text by Taro Matsumura
今夜から始まる特集では、連載「FAANGウォッチ」でもお馴染みのジャーナリスト・松村太郎さんに責任編集をお願いし、GAFAとの向き合い方を考えます。
個人情報の扱いを巡って、日本でも規制当局がGAFAの動向を注視するなか、我々はどのようにこの巨大テクノロジー企業と付き合っていくべきなのでしょうか。
GAFAは米国のテクノロジー企業、Google、Apple、Facebook、Amazonの4社の頭文字を取ったもので、昨今は世界を支配する恐ろしい存在というイメージがすっかり定着しつつある。
グーグルは検索、アマゾンはオンラインショッピング、フェイスブックはソーシャルネットワーキング、そしてアップルはスマートフォンと、2010年代を代表するインターネットを基盤とした各テクノロジーを代表する企業が、世界中の富とデータ、そして人材を飲み込み巨大化していることに、異を唱える人はいないだろう。
その一方で、テクノロジーはさまざまなものを効率化し、最適化し、また新しいチャンスをもたらしている存在であることも確かだ。そして、我々の能力を拡張する存在でもある。グーグルは「知識」を、アマゾンは「時間」を、フェイスブックは「人のつながり」を、そしてアップルはスマートフォンを前提として「人々ができること」を拡張してきた。
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