Notionの妖精 “のしょこ”の「中の人」インタビュー。「Notionを使って地元・新潟を盛り上げたい」Notionの妖精 “のしょこ”の「中の人」インタビュー。「Notionを使って地元・新潟を盛り上げたい」
Notionの妖精 “のしょこ”の「中の人」インタビュー。「Notionを使って地元・新潟を盛り上げたい」Notionの妖精 “のしょこ”の「中の人」インタビュー。「Notionを使って地元・新潟を盛り上げたい」

Notionの妖精 “のしょこ”の「中の人」インタビュー。「Notionを使って地元・新潟を盛り上げたい」

公開日
Jan 13, 2022
Tags
アンバサダーインタビュー
Update
Notionの公式キャラクターがいることをご存知でしょうか? その名は ”のしょこ”。Notionを広めるために活動中の ”のしょこ” は、新潟県三条市に住む藤田サキさんが生み出しました。Notionアンバサダーとしても活躍する藤田さんに、”のしょこ” 誕生秘話と “のしょこ” に込めた願いを明かしていただきました。
 
Profile

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新潟県三条市にあるデザイン会社muku.の総務・経理を担当。Notion新潟の発起人。Notionの公式キャラクター ”のしょこ“ の中の人として、TwitterでNotionの情報を発信中。Notionアンバサダー就任をきっかけにイベントなどで、Notion活用方法を伝える日々を送っている。

こんにちは、藤田サキです

新潟県三条市にあるデザイン会社muku.で働いています。経理や総務などのコーポレート業務を担当しつつ、”のしょこ” の中の人として活動していたら、Notionアンバサダーに就任することとなりました。
 
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Notionとの出会いは2020年1月になります。その頃のmuku.はいくつものツールで業務管理をしていたせいで、情報が散在していました。ツールを1つにして簡単に管理できないかと思っていた時、会社の代表がNotionを見つけてきて、「これを使ってみたいんだけど、どう思う?」と言われました。
 
そこでアカウント登録をして触れてみたら、うわっ、凄い! 議事録をまとめられるし、業務も管理できる。1つに集約できると分かり感動しました。もちろん最初のつまずきはありましたよ。まずは英語。当時のNotionは日本語化される前だったので、英語が苦手な私は苦戦しました。それに会社のやりたいことに合ったページを作るためにどんなデータベースを作ればいいのか、ページ構成はどうすればいいのか、悩みました。そんな最初のつまずきを克服する方法は、とにかく触って、作って、試して、また触るを繰り返すのみ。そうやって会社にマッチした理想のページを作り上げ、今では個人の情報もNotionで管理できるほどに成長しました。
 
muku.の社内Wikiページmuku.の社内Wikiページ
muku.の社内Wikiページ
藤田さんのNotion個人ページ藤田さんのNotion個人ページ
藤田さんのNotion個人ページ
Notionを使い続ける中で発見がありました。Notionでドキュメントを書いていると、文章を書くことに苦を感じないんですよね。不思議とスラスラと書けてしまう。他のドキュメント作成ツールでは感じられなかった書き心地の良さがあるんです。あの心地良さの正体は何なんでしょうね。いまだに解明されない謎です(笑)。

“のしょこ” の絵柄に込められたNotion愛と地元愛

そうやって会社でNotionを使い続ける中で、気づいたら頭の中はNotionで埋め尽くされ、ふとNotionのキャラクターを思いつきました。そして、Notionを擬人化したらどうなるのかな?と考えながら絵を描いていたら、女の子が生まれました。そして、その下絵を元にプロの漫画家さんが仕上げてくれたのが ”のしょこ”。いわゆる日本アニメに出てくる美少女風の絵柄ですが、これには私なりの思いが込められています。新潟はアニメ・漫画の産業に力を入れており、弊社でもアニメや漫画制作を事業の柱としています。Notionと一緒に新潟の産業を盛り上げたい。そんな思いもあって、日本アニメ風の絵柄にしました。あっ、”のしょこ” には、モデルがいるんですよ。それが欅坂46元メンバーの平手友梨奈さん。クールな表情の中に平手さんの影響を感じてもらえたら嬉しいです。
作られたばかりの時の ”のしょこ”(@notioko)作られたばかりの時の ”のしょこ”(@notioko)
作られたばかりの時の ”のしょこ”(@notioko)
身長153cmの時の “のしょこ”(@notioko)身長153cmの時の “のしょこ”(@notioko)
身長153cmの時の “のしょこ”(@notioko)
実は “のしょこ” は人間ではなく、妖精という設定なんです。身長は153cmで、好きなことは片付け。妖精なので、インターネットと現実の世界を行き来しながらNotionユーザーの元へ出向き、応援しています。ちなみにインターネットの中では153センチですが、現実の世界にいる時は3頭身の手乗りサイズに変化します(笑)。
“のしょこ” が生まれ、SNSで “のしょこ” の情報発信をしていたら、いろんな方が ”のしょこ” を発見してくれました。その中には、アメリカ本社で働くNotion社員もいて、「いいね!」という反応をいただきました。そうやって少しづつNotionユーザーから認知される中でNotionアンバサダーに就任しました。今はアンバサダーとして、Notion新潟のミートアップ運営などをしています。私が他のアンバサダーと違うところが、”のしょこ” を通してNotionを広げようとしている点。新潟県内で開催されるアニメの展示会やイベントにお邪魔して ”のしょこ” グッズを販売したり、SNSで “のしょこ” を発信し、”のしょこ” をタッチポイントとしてNotionの広報活動をしています。
“のしょこ” グッズ(画像は@Franciscocrzより)“のしょこ” グッズ(画像は@Franciscocrzより)
“のしょこ” グッズ(画像は@Franciscocrzより)
“のしょこ” グッズ(画像は@Franciscocrzより)“のしょこ” グッズ(画像は@Franciscocrzより)
“のしょこ” グッズ(画像は@Franciscocrzより)

新潟にNotionを根付かせたい

私のアンバサダー活動の原動力が、「好きなNotionを広めたい」という思いです。私が当初感じたNotionのイメージは、「都会に住むおしゃれな人が使っているツール」でした。でも、誰でも使える親しみやすいアプリだと思って欲しい。そこで “のしょこ” の登場です。”のしょこ” というキャラクターを通して、Notionに親しみを感じ、Notionに触れてもらいたい。それくらい私はNotionにハマっているんですよね。嬉しいことに、”のしょこ” を知った方がNotionを使い始めたという声も届いています。
今後は、新潟の企業にNotionを使ってもらうために、活動していこうと思っています。Notionを導入してもらうために、muku.では相談会やオンボーディングをしていく予定です。実際、三条市内の企業様に紹介したところ、Notionに興味を持っていただけました。とはいえ新潟の企業様にNotionを導入してもらうにはハードルがあります。特にmuku.がある三条市は田んぼだらけ。ITよりは製造業が盛んで、アプリに使い慣れていない方がほとんどです。アナログ作業が中心の企業をデジタルに変更するよう働きかけるのは大変ですが、新潟県三条市からNotionを発信していき、新潟にNotionを根付かせたいと思っています。
 

藤田さんの好きな使い方
コールアウトの背景カラーをデフォルトにし、そこにデータベースのブロックを入れるのがお気に入りです。こうすると、線でデータベースを囲むようなデザインになり、見映えがよくなります。
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藤田さんのNotionスキルアップ方法
TwitterやPinterestで「Notion」と検索し、世界中のユーザーのページを見ては、真似しています。海外のユーザーの使い方は日本のユーザーと違うので、勉強になりますよ。
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Written by

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野田綾子
フリーの編集ライター。映画雑誌編集者を経て、Web編集ライターとして、オウンドメディアのコンテンツ記事を制作。趣味は映画館巡りとイラスト制作。Notionで作ったToDoリストで自己管理を徹底し、干物生活から脱却することが目標。