ユヴァル・ノア・ハラリ「年末までに我々は新しい世界を生きることになる」 | 『サピエンス全史』著者がコロナ危機後を分析 | クーリエ・ジャポン

★★★:バランスよく議論できる
★★☆:意見を吟味する
★☆☆:客観的情報
☆☆☆:議論用ではない
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ある特定のオピニオンが述べられる
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Apr 12, 2020 09:52 PM
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事実ベース
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立体的(多角的)
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考察的・思想的
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調査、データ、観察的
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各国首脳たちの顔が描かれた観光地地の風景。冬季休業中だが、新型コロナウイルスの影響でいつ再開するかは不明だ(ブルガリア、ゴールデン・サンズ) Photo: Hristo Rusev / NurPhoto / Getty Images
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が社会にもたらす変革は、不可逆的だと言うイスラエルの歴史家ユヴァル・ノア・ハラリ。
彼によれば、今後数ヵ月で我々の社会は孤立かグローバルな連帯かという選択を迫られることになるという。

市民に自主性を与える社会と監視社会

──この危機は非常に重要なふたつの問題を引き起こしました。そして、我々の未来はそれらに集団としてどう対応するかにかかっていると、あなたはおっしゃっています。 ひとつめの問題は、「より大きな自主性を市民に与える社会」か「全体主義的な監視社会」のどちらかをグローバルな規模できわめて迅速に選ばなければならないという問題でした。 あなたによれば、中国とイスラエルがこの全体主義的社会の例ということです。中国では、ウイルスに感染していると思われる市民ひとりひとりを追跡することが可能なモバイルアプリを用いて、市民を監視する政策をおこなっています。
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