Notion日本1号社員 西 勝清インタビューNotion日本1号社員 西 勝清インタビュー
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Notion日本1号社員 西 勝清インタビュー

公開日
Aug 6, 2021
Tags
社員インタビュー
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日本1号社員の西 勝清です。Notion コミュニティブログ、はじめました。

 
はじめまして、Notionゼネラルマネジャー日本担当の西 勝清(にし かつきよ)です。
ユーザーの皆さんにとって、Notionとは何でしょうか? 私たちは「オールインワンワークスペース」と呼んでいます。そして、「Notionはユーザーによって変容するもの」と思っています。今までのツールは、ユーザーがツールに合わせていましたが、Notionはユーザーが自分好みにカスタマイズして利用できるツールなんです。レゴを組み立てるように、皆さんがやりたいことを実現するためにお好みで作れるツールがNotionなんです。なんだかワクワクしませんか(笑)?
 
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Notionは個人やチーム、様々な方にご利用いただいています。
例えば、個人の情報管理。具体的には、自分のToDoリストの管理や読書記録などをまとめるという使い方。面接で答える内容をNotion上にメモし、ストックしている就活生の方もいました。
そして、チームの情報管理。具体的にはチームのWiki、プロダクト開発のロードマップ管理や、議事録の管理など。ただこれはほんの一例。多種多様な使い方があります。
あえて言うとすると、Wiki、ドキュメント管理、タスク管理などの活用が多いです。

Notionが目指していること

Notionが掲げているミッション、それが、こちらです。
 
Making software toolmaking ubiquitousMaking software toolmaking ubiquitous
Making software toolmaking ubiquitous
If every business & person can tailor software to their problems, the world will be better at solving its problems. Our mission is to make that a ubiquitous reality. 誰もが思い描いたソフトウェアを自由自在に組み立てることができれば、世界はより多くを実現できる。私たちのミッションは、そんな世界をユビキタスな現実にすることです。
 
「ツールメイキング」「ユビキタス」という言葉が出てきますよね。 この言葉には、「全ての人が、Notionで自分好みのソフトウェアを作り、やりたいことを実現できる世の中」という強い思いを込めています。
 
この思いは、共同経営者のIvan Zhao(アイバン・ザオ)のある経験から来ています。仲間内で唯一コーディングスキルがあったIvanは学生時代、複数の友人からサイトやアプリの制作を依頼されていました。友人の代わりにコードを書いていた時、「コーディングができない人でも、サイトやソフトウェアなど簡単に作れたらいいのにな」と感じていました。これがNotion誕生のきっかけです。

Notion創業者のロマンチックな話

そういえば、この前、Ivanと話しているときにこんな話を聞きました。
 
「アラン・ケイやダグラス・エンゲルバートなどコンピューターのパイオニアたちは、全ての人々がコンピュータを使って自由自在に自分の思うことを実現する世界を夢見た。でも今の状況って誰もが自由にコンピュータが持っている力を100%生かせてないよね。」
 
誰もがコンピューターの力を最大限利用でき、やりたいことを実現できる。私たちはコンピューターの力をもっと生かせるようにしたい思っています。それがNotion誕生のロマンチックな側面です。学生時代の経験とコンピューターのパイオニアたち。この2つからインスピレーションを受け、Notionが生まれたんです。
 
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私の個人的なミッションは、Notionを使うことで1人1人の生活をより豊かにすること。そして日本の生産性を上げ、日本が世界で輝き続ける未来の実現に貢献することです。個人や組織がNotionでやりたいことを実現していけば、きっと良いインパクトを与えることができると信じています。
Notionのミッションを実現すべく、日々、奮闘しています。そして、私しか社員がいなかった日本オフィスにも新メンバーが入社し、さらに他のポジションを絶賛募集中です。もしご興味がある方がいればぜひお話ししましょう。

Notionは日本と深い関わりを持っています

Notionは日本と”ご縁”があることを、ご存知でしたか? Notionはアメリカのサンフランシスコで、共同経営者のIvan Zhao(アイバン・ザオ)とSimon Last(サイモン・ラスト)が2013年に構想を練り始めました。それから3年、危機を迎えます。会社の資金が底を尽いてしまい、全てをリセットすることに・・・。その後、共同経営者の2人が向かった先が、京都。この地で、職人の細部へのこだわりや日本のホスピタリティーに感銘を受けたIvanとSimonは、Notionを再構築したんです。今でもNotionの製品・サービスには京都から受けたインスピレーションがたくさん生かされています。
 
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Notion Japanとしての2021年のテーマは、ローカライゼーションとコミュニティとの協働

今年の日本オフィスでの活動について少しご紹介させてください。
Notionはアメリカの企業が作ったツールですが、日本との深い関わりもあることから、今後ユーザーにとって、日本のツールだと思ってもらえるようなプロダクトを目指したいと思っています。使い方を知りたいと思ったときに関連情報が簡単に見つけられる、もしくは誰かに聞けば、教えてくれる人が側にいる、また困ったときにサポートが日本語で受けられる、そういったことを指しています。日本の誰もが当たり前にNotionで自分のツールを作っている。そんなふうに日本に馴染んでもらいたいです。
それと同じくらい、注力することはNotionコミュニティとの協働です。ここでいうコミュニティとは、Notionを利用し、サポートしてくれているユーザーさんを幅広く指しています。具体的には各SNSやYouTube、イベントなどを通じて、Notionの勉強会や情報発信をしている場を指しています。誰でも参加できるので、”広場”のようなイメージでしょうか。多くの方に愛されているNotionについて引き続きフィードバックをもらいながら、今後も愛されるNotionを一歩一歩、一緒に進化させていきたいと思っています。既に各都市毎のコミュニティが発足していて、もし、コミュニティに参加したいという方は、コミュニティページやNotion JapanのTwitterを覗いてみてください。たくさんの情報を発信しています。
Notion JapanのTwitterは、最新のコミュニティ情報を発信中!Notion JapanのTwitterは、最新のコミュニティ情報を発信中!
Notion JapanのTwitterは、最新のコミュニティ情報を発信中!
 
このブログでは、そんなコミュニティを盛り上げていくため、コミュニティにいる方々の活動情報を発信していきます。ミートアップなどのイベントをレポートしたり、Notionユーザーたちの使い方を聞いてみたり…。そうやってNotionユーザーコミュニティの活動をここに残していくつもりです。
Notionを使ったことのない方は、まずはNotionに触れてみてください。そしてコミュニティに参加してみてください。そこに参加することで、ほかのコミュニティのメンバーが、どのようにNotionを使っているかを知れる。そこできっと大きなインスピレーションを与えてくれるでしょう。そして、自身の達成したいことをNotionで組み立ててみてください。自分の可能性が広がるはずです。日本中の皆さんがより多くを実現できた時、皆さんの暮らしや日本の仕事はどうなっているのか、ワクワクします!
 
次回は、2021年7月に発足したNotion Sapporoのミートアップの様子をお伝えします。
お楽しみに!
 
この記事を書いた人

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西 勝清
Notionゼネラルマネージャー、日本担当。2020年9月に日本1号社員として入社。営業やマーケティング、ビジネスオペレーション全般を統括。 妻とウサギのチビの3人家族。愛読書は、リード・ホフマンの「スタートアップ!」。人生で一番嬉しかったことは、新婚旅行でハワイのダイヤモンドヘッドを見れたこと。