ワークスペースベースのトークンは使えなくなる

開示?
開示?
原題
Workspace-level tokens for public integrations will be deprecated soon; migrate your OAuth flows
日付
Sep 22, 2021
Number
22
前のリリース日(最新)
リリース間隔(日)
作成日
Nov 10, 2021 10:34 PM
タグ
DEPRECATED
経過日数
ワークスペースベースのトークンは使っていなかったので、私には問題はない。概要だけまとめるだけにする。
本日から Notion workspace の認証方法を変更する。これまでの認証は10月19日で使えなくなる。
これまで OAuth トークンはワークスペースベースだった。管理者だけが設定でき、ワークスペースごとに一つしか設定できなかった。今後、ユーザベースのトークンに移行していく。新しい認証は、管理者だけでなくメンバーも設定でき、ワークスペースに複数のトークンを利用できる。
違いをまとめた表はこちら
-
Workspace ベースの認証
User ベースの認証
管理者のみ
管理者とメンバー
1
管理者とメンバーの数が上限
最初に認証した人
最初に認証した人
owner フィールドに { workspace: true } という値が入る
owner フィールドに { user: <API user object> } という値が入る
・ユーザがページピッカーで選択したページ ・ユーザや他のユーザがShare menu で共有したページ ・上記の子ページ
・ユーザがページピッカーで選択したページ ・ユーザがShare menu で共有したページ ・上記の子ページ
読み込みと書き込み
読み込みと書き込み

移行準備

この変更はパブリックインテグレーション(OAuth を経由してアクセスするもの)にのみ影響する。内部インテグレーションには影響しない。
  1. インテグレーションに許可されているワークスペースごとに複数の Notion API トークンが保存できていることを確認する。API トークンごとに一意であることが保証されている bot_id に直接トークンをマップすることができる。
      • トークンの上書きを避けるために、OAuth 応答で返ってきた workspace_id をマッピングしないこと。ユーザが複数のワークスペースにインテグレーションを導入する可能性があるので、OAuth 応答の owner.user.id をマッピングしないこと。
  1. 全てのユーザレベルトークンが準備できたら、 &owner=user を OAuth 認証 URL ( https://api.notion.com/v1/oauth/authorizeで始まるもの)に追加する。

10/19 に期待されること

10月19日は、Workspace-level トークンから User-level トークンに移行する。 owner パラメータがない場合でも、User-level 認証を実施する。

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Notion API Changelog まとめ